ロクハン・電池式コントローラー
電池式コントローラー・・・30年前に使ったのはリマの、そしてポケットラインのものでした。いずれも単2電池を使用し大きいものの、スイッチは「前進」「後進」のみの速度調整のないショボいものでした。(ポケットラインのはサウンドシステム付きでセット商品で再販)
5年前に鉄コレ制御機を買いましたが、出力が低く鉄コレ以外には適さないものでした。
(過去記事でACアダプタ化しましたが、改造は自己責任で・・・)
そして昨年、ロクハンから最新の機能を持った電池式コントローラーが発売されました。

販売メーカーの名の通り、6.5mmのZゲージのコントローラーですが、『Nゲージでも使えます』とメーカー自身が言っているので結構人気があるようです。
コンパクトで常点灯可能、しかも乾電池式とあり、前々から「欲しい」と思っていましたが品切れでなかなか入荷せず、ようやくの購入となりました。
(余談ですが、もうひとつの趣味であるダイビングでは「ロクハン」は6.5mm黒ゴムウェットスーツのこと、狩漁や寒期ダイビング等に使われます)
携帯と並べてみましたが、かなりのコンパクトな設計です。

乾電池は単4が8本・・・これで連続60時間可能らしいですから充分です。
さっそく使用してみます。今回使用したのはトミックスのスーパーミニカーブレールです。フィーダーを加工してコントローラーに接続します。

電池式でコンセントがないので、円周の内側に配置できます。どうでもいい事のように見えますが、省スペースでの運転には大きなメリットだと思います。
まずは使用頻度の多い鉄道コレクション、第10弾の16m級気動車です。
ダイヤル中間手前からゆっくりと動き始め、低速の余裕は充分あります。スイッチ・ダイヤルともに滑らかで使いやすいです。
(ただ軽いため操作時に動いてしまうので底部に滑り止めゴムを追加するとより使い易くなりそうです)
次に常点灯機能と高め電力車両のテスト、使用したのは旧来のバックマンのCタイプディーゼルです。ちなみに鉄コレ制御機では出力が足りず使用不能・・・
ダイヤル外周のリングで調整します。ムギ球ですが、ダイヤル1/3位から点灯します。私は特に高価格高機能には拘っていないのですが、撮影等ではとても便利な機能ですね。

実際に動き出すのはダイヤル2/3辺りからでしょうか?こちらも低速から動きます。全開手前で充分な速さになりますが、大きなレイアウトでは不足するかもしれません。
このコントローラーとスーパーミニカーブレール、そしてジオコレのホーム・・・これが100均の取手付プラケース(8×8×18cm)に納まります。これは持ち運びに便利ですね。
(更に数両なら車両も入ります、剥出しで、ですが・・・)

値段もお手頃ですし、鉄コレ制御機を買うならもう少し足してこちらを買うほうが断然お得だと思います。
もちろん外部電源も別売であるのでコンセントでの使用も可能です。

2012/12/11〜12掲載

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