(架空)続・ならしの電鉄。

以前買った鉄コレ第7弾の大井川鉄道。
今回はこれを色換えしたいと思います。
ある意味チャーミングポイントであるお目目ですが、あえてこれを撤去して普通のおでこタイプの前照灯に変えようと思います。
前照灯は弘南鉄道から持ってきました。

前照灯を削りました。
この状態でイメージがガラッと変わりますね。
ここの仕上げを最小限にしてタッチアップペイントしてもいいのかも知れませんが、今回は色替えするので周囲も含め丁寧に仕上げます。

2両とも簡単な工作を終えたので、塗装を落とします。
IPAに漬ける容器は車両ケースを使いました。

剥離終わりました。(ちょっと破片残ってますが)
で、塗装について悩みましたが、いつもの車両どおり、「上部クリーム色・下部黄緑色」にしようと思います。
ちょっと金太郎塗装もイメージしましたが、「何かの鉄道のパロディ」的になることが分かり、敢えて上下2色式の塗装パターンを考えてます。

塗装開始です。
まずは、クリーム色を塗り、乾燥させてからマスキングを丁寧に行います。
(ってマスキングと色が似てるので分かりづらいですね・・・)
このマスキングが実に面倒ですが、仕上がりはこの部分にどれだけ手を掛けることによって違ってきます。

イエローグリーンを塗装し、マスキングを剥がします。
特に塗装漏れなどの失敗もなく、中々の出来です。
あとはクリヤーを塗って仕上げですが・・・完成は来週になりそうです。


前面の塗り分け方・・・ですが、以下のようにして行ってます。
マスキングテープを何枚か重ねる。(前後均等な曲線にするため。)
中心線・高さ線を決める。
曲線ガイドを当ててボールペンでなぞる。(今回はCD−ROMの内側曲線を使いました。)
作ったラインをハサミで丁寧に切る。
車体中心に綺麗に貼り付ける。
側面をテープでマスキングする
写真は再現するために簡単に作ったものです。

パンタグラフは・・・暫定で、製品のものをそのまま使います。
カドを落とす程度に薄く削り、黒鉄色で塗装、軽くスミ入れしたものです。
綺麗に仕上げれば塗装も出来るし使えると思います。

細部に色指しをして、完成です。
動力は20m級のをそのまま、特に無加工で。
こういうときにユニット式の鉄コレは便利ですよね。



完成したものをレイアウトで走行してみました。
この塗装はどのタイプの車両にも合うみたいですね。
(今回クリーム色はやや明るくしていますが)
同じ市内を走る電車ということで、先日買ったスカイライナーと「競演」。旧型は時代的に難しいものがありますが、このタイプなら違和感もありません。
せっかくなので旧型の初代と。
これで3世代、計7両になりました。
次も鉄コレから作る予定。さて、どれを使いましょうか?
2008/10/05〜19掲載

|