キハ81系購入・ヘッドマーク取付
キハ81系というと皆さんご存知の通り、気動車特急の鏑矢となった記念すべき車両です。
それまではエンジン能力や変速機の問題もあり信頼性がなく、また安治川口の車両火災もあり及び腰でした。
そのため、戦前から戦後の気動車といえば比較的小規模な路線で細々と走ってました。
戦後になり再び注目を集め、近郊用・準急用と培われたメカニズムにこだま型電車特急のデザインを取り入れ、気動車特急「はつかり」として颯爽とデビューを飾ったものの、初期トラブルが相次ぎ、些か悲運の形式のように云われます。
それでも問題を克服し、全国鉄道網の近代化に大きく貢献したんですから、やっぱり誇りある形式であったと思います。
以前ガンタ師匠に頼まれて中古で購入し、引き渡すまでの間にチョロっとレイアウトで遊んだだけなのですが、愛嬌あるその表情も楽しく、いつかは欲しいな・・・と思っていたのですが、なかなか巡り逢えず・・・
ところが、先日とうとう発見しました。値段もセットにしてはかなりお得な値段・・・即決で購入しました。

ところが、何か違和感が・・・
以前ガンタ師匠用に購入したものと違うような・・・・
調べてみると、最初期の宮沢発注ロットで先頭車以外はキハ82系を流用したセットのようです。

食堂車がモーター付だったり、形とか色合いが微妙に違ったりしたので、違和感を感じたのかもしれません。
まぁあんまり忠実さとかは気にしないですし、編成としての体裁が整ってれば特に問題ありません。

説明書とヘッドマークが欠品ですが、ちょうどリニューアル品の『くろしお』編成が発売されたこともあり、リニューアル版の交換用ヘッドマークが分売されていたので、購入しました。

若干・・・0.5mm位の隙間が出来ますが、十分許容範囲です。
ただ・・・リニューアル版のヘッドマークは基部が浅く、取り付けたらグッと奥まってしまいます。そこで、車両外装部品用の透明両面テープを用いました。

これは厚さが1mm位ある両面テープなので丁度いいですし、光の透過性もあります。取付は『はつかり』としました。
走行スペースで試運転・・・

ちゃんと光も通ります。欲を言うと白色LEDなんでしょうけどね、今は出来る状況にないのでこれで満足です。

2012/04/13・2012/09/18掲載

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