踏切設置工事
架線柱工事もひと段落し、今度は踏切工事に掛かります。
家にあるジャンクボックスを見ると、河合商会、グリーンマックス、そしてジオコレのものがありました。

ただユニトラックに合わせるにはグリーンマックスとジオコレは部品不足、河合商会のは遮断棒が短く、そのままポン着けという訳にはいかないようです。
色々熟慮した結果、出来の良い河合商会の踏切を使い、遮断棒を自作する事にしました。

遮断棒に使用するのはタミヤのφ1mmのプラ丸棒です。

これをタミヤエナメルで黄色に塗ります。

乾くまでの間にマスキングの準備です。
津川洋行製品ですとゼブラの幅は約6mm位のようです。ガラス板にマスキングテープを張り、6mm帯にカットし、さらに1cmくらいずつに細切れにします。

黄色いプラ棒に等間隔にマスキングテープを巻きつけていきます。

・・・この作業が単調で非常につまらない作業でして、どこかのメーカーさんがゼブラ棒を出してくれる事を強く切望いたします。
黄色い色に黄色いマスキングテープなので全く目立ちません。
案外黒いテープだったら、これだけで大丈夫な気がします。
マスキング後、黒のエナメル塗料でマスキングしていない部分を縫っていきます。
これだけの内容なので、筆塗りで充分です。

乾いたらマスキングテープを剥がし、遮断棒の完成です。

全部で30cm弱・・・キハ52の2両編成分くらい出来ました。

津川洋行の遮断機を分解し、もとの遮断棒をカットします。
新しい遮断棒は+1cm位にしました。
それぞれに0.3mmの穴を開け、真鍮棒で接続し、最後に接着剤を流し込み乾燥させます。

河合商会の遮断機ですが、複線プレート線路の側溝蓋モールドが干渉するので、遮断機側を現物合わせで削ります。
大まかにニッパーで切り、金属やすりで仕上げます。

カットした後に仮置きし、余分な遮断棒部分を調整します。
遮断機本体の接続は分解・取外しも考え両面テープです。

最後に遮断棒を指でクイクイ調整して水平になるようにし、完成です。

試運転で干渉がないのを確認しました。


今まで間延びしていた踏切線路ですが、しっかりと遮断機が下りてグッといい雰囲気になりました。

(これからは開かずの踏み切りになっちゃいますが・・・)
2013/02/27〜03/04掲載

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