カトー・C50。
実物は8620型に比べ不遇な生涯でしたが、Nゲージの世界では花形と呼べるのがこの機関車ではないでしょうか?

日本初の本格的Nゲージとして鏑矢となった記念すべき機関車で、幾度のマイナーチェンジを受けつつ現在も多くの人に愛され続ける好モデルです。
数量の客車や貨車、混結列車など、日本の住宅事情で出来る平均的なレイアウト(900×600)の中ではC11と並び、とても扱いやすい機関車とも言えるでしょう。

私もこの機関車が好きで、中古ながら幾両か所有しています。デフ付きもありますが、やはりデフなしの方が好みです。
その中でも一番のお気に入りがこの106号機のナンバーを付けたもの。前製作者の改造によって前照灯が点灯します。

これからもマイナーチェンジがあるかも知れませんが、低価格・安定供給で売られ続けて欲しいですね。そして、発売50周年を迎えるその日まで、基本設計は変えないで欲しいと思います。時代が変わり、世代が変わってもこのモデルがカトーのフラッグシップモデルですから。
2010/10/01掲載

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