BD2012(『講談社・週間SL鉄道模型』より)

 

第三弾、という事になるのでしょうか?
またもやの登場になります。

今回は、「SL」というだけあって今までとコンセプトが異なります。
今までのは『街づくり』を重点においていたように思いますが、今回は車両設備がメインのように感じます。
事実、ホームには駅舎がありませんし、道路も分断されているので賑やかさを出しにくいかな?と感じます。建物も一部時代とあってないような気が・・・


とはいえ、気になるのがこのSLとターンテーブルです。
「このマガジンのために開発しました」なんていわずに市販して欲しいです。十分需要があると思いますし、マンネリ気味となっているジオコレも再ブームになると思います。
また、これだけの内容でしたらMカプラーなどを使って自動開放機構を再現して欲しいものですが、これは各自工夫というところでしょうか?


毎回第1号は車両目的で購入するのですが・・・このパンタのない凸電(ディーゼル?バッテリー?)はどうしたものか。悩むところです。

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さっそく購入してみました。

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冊子は・・・先に刊行された2つ以上に内容が貧相な・・・

ただ、こういうのは制作意欲(良い所は模倣しようかと)が湧きますからね、大きな完成図は参考になりました。

で、本題の創刊号付録ですが・・・
鉄道コレクション第一弾及びオープンパッケージのデキと同一のものです。ただ、屋根のパンタ穴はありません。

電気機関車化は可能かと分解してみました。
このモデルだけかもしれませんが、組み上げの際に瞬間接着剤が浸透してしまったのか、下回りを外すのに難儀しました。

ようやく外れ、キャブ裏を見るとパンタ取り付け用の穴は残っています。

「もしや・・・」

と、爪楊枝の先で裏側から押してみたら、ポロッと蓋が取れました。

パンタ周辺を埋めたのでのではなく、周辺ごと小型の蓋で覆った・・・というのが実際のところです。


と、云う訳で・・・
あえて鉄コレのプラパンタを探し出し、取り付けてみました。これでBDからEDへ簡単に復帰できました。ナンバーはパソコンで紙に印刷して貼るとかすれば良いのではないでしょうか?

余った蓋は・・・鉄コレ車両のパンタを外してこれを付ければいつでも電装解除車に出来ます。()

そんな訳で、「鉄コレのデキ」が欲しい方は買いだと思います。


2012/01/1301/26掲載