鉄コレ第13弾への他社動力設置(津軽鉄道編)

 

先日発売された待望の20m気動車編、私も購入しました。
ばら売りで小湊鉄道と津軽鉄道、あと函買いになります。今回は珍しく、シークレットのものが当たりました。なかなか綺麗なカラーリングで良いですね。


写真は今回のお気に入りたちです。


今回の製品はみな魅力的なものばかりですが、これらをすべて動力化するととんでもない金額になってしまいます。
ですからなるべくリーズナブルな動力・・・中古で安く売られているKATOの動力の取付を試してみました。(今回はあくまで仮組みです。)
試してみたのは買ったばかりの中古キハ25新動力・車体は津軽鉄道です。


分解してみましたが、テールライト部品がかなり邪魔です。これはレンズをカットして裏から接着剤を流し込む方が良いようです。
側面のガラスも干渉しますので現物合わせでカットすれば大丈夫でしょう。今回はフィッティングを確認するだけなのでとりあえず窓ガラスを外します。

新動力のほうはサイズ的にかなりキツキツです。もしかしたら車両により動力の端部を削る必要があるかもしれないです。旧動力はその点余裕があるように思えます。

テールレンズ・側面ガラスを外したものに動力を差し込んでみました。サイズはピッタリですね。


中古なら車体はともかく、動力利用と割り切って改造できそうです。

 

フィッテングテストを踏まえ、実際に加工してみました。


車体はテストで使用した津軽鉄道のものです。正面顔はソックリです。

使用した動力はKATOの旧動力、キハ20首都圏色、格安で購入したものです。
この動力はディーゼルカーらしい音がしますし頑丈で信頼性がある、そして中古屋で安価で入手できるのでとても魅力的です。

 

車体側の加工は先述の通り、テールプリズム基部の撤去 側面窓ガラス下部のカット が必要です。


プリズム基部はカットし着色されたレンズ部を木工ボンドを少しつけてテールライト穴に取り付けます。
側面ガラスは床板接続の爪部をカットします。


動力側ですが、側面ガラスをはめ込む突起を除去します。基部は残しておいて構いません。

 

更に、両端の干渉部を現物合わせで削ります。湘南顔の方ですとかなり削る必要があります。


これで車体と合わせて完成・・・と思いきや、残り2mm位のところで引っ掛かってしまいました。

 

原因は動力側、側面ガラスと動力はめ込みの突起のうち中央2箇所の部分が引っかかって浮き上がってしまうようです。なので、これを基部から削ります。


もちろん、ガラス側の方のカットでも構いませんが、素材上パキッと割れてしまう可能性があります。

また、やや動力の中央ダイキャストが屋根裏に干渉するので、屋根裏(中央部)の突起物の除去を行いました。

 

最後に両面テープ片で接着し、完成です。


製作時間にして1時間弱・・・コツさえ掴めばもっと短時間で組み上がりそうです。
今後は中古動力を見つけ次第、順次この工作を行っていきたいと思います。

 

 

2011/03/2428掲載