クモハ101(鉄道博物館お土産)の動力化

 


先日大宮の鉄道博物館で2両購入しました。
先頭車の2連にして使おうと思ったからです。ごく簡単な工作ながら、作ってみようと思います。

 

で、ここで一番のヤマが、パンタをどうするかってことです。
パンタ付近を自作してもいいんですが、知識がないので適当に・・・と思っていたところ、昔キハ20の動力調整に使った旧103系中間パンタ車のジャンクボディがあったので、これを使いましょう。


IPA
に漬けて、塗装剥離待ちです。

 

グローブベンチレーターは形状を合わせるために移植します。
簡単に取れるかなぁ・・・と思ったんですがしっかり接着されていて難儀しました。


先に動力の仕込みに入ります。
今回使うのはTM-08、台車軸間の狭いタイプです。


台車モールドのみをカットして軸受けを広げ、ゴム系接着剤で貼り付け、床下を取り付けます。


剥離が終わった屋根にベンチレーターを接着します。



結構バランスよく並べるのは難しいですね。

前部の煙管も削いだものを移植します。
完成したら色合いを合わせるため、無加工の屋根裏と共にグレーに塗装します。

 

塗装した屋根を取り付け、完成です。
屋根の加工がちょっと大変ですが、それ以外はとても簡単です。



行き先表示が『東京』のままで、これはそのうち何かシールを貼ろうと思います。

もちろんこんな使い方は無かったのかも知れませんが、2両編成ってとても使いやすいのでこれはこれで重宝しそうです。


 

2008/12/1314掲載