トミックスの古い住宅を商店に

 

80年代からあるロングセラーのストラクチャーです。

当時のカタログやレイアウトプラン集ではこの住宅が郊外にたくさん並んでいたように記憶しています。

とはいえこのような広い庭のある立派な家を手に入れるのは容易ではありませんし、住宅自体のコンセプトも現代とは隔世の感があります。

街並みの店舗の不足に伴い、このストラクチャーを商店に転用します。
とにかく街並みコレクションだけでは単一で味気ないので、一風変わったものを入れて変化を出したいのです。

いろいろ街並みコレクションの在庫を見ているうち、喫茶店が目に留まりました。

 

これらを合わせて和風な喫茶店を作ります。


喫茶店のテラス部分は元のものは2面でしたのでつなげて1面にします。まず慎重に窓ガラスを外します。一部接着されているのでカッターを差し入れ剥がします。


この喫茶店の残念なところはこの窓ガラスですね。せっかく内装は凝っていても透明度がないので中がうかがい知れません。ガラスを交換するだけでも随分良くなるんじゃないかと思います。

住宅の方は勝手口側の方を開口します。ちょうど1階上の屋根瓦のスロープが街道の店舗シリーズと合います。反対側は窓が多く店舗内に光が入り中が良く見えるメリットも考えています。


切り取って接合した喫茶店の表は、サッシを棒ヤスリでシャープにします。そして住宅に合わせて茶色に塗装します。

 

窓ガラスはDVDの下敷き・・・ポリカーボネート製ですかね、傷に強く透明性が高いので最近愛用しています。これを両面テープで窓に貼り付けます。


内装は街コレの台座から、間取りに合わせて配置を変え、切り貼りで取り付けていきます。
奥側も窓ガラスがあり採光性を重視しています。余った壁材で端の方にトイレの仕切りを設置しました。


歩道は津川洋行のレンガ模様(大)のプラペーパーを使います。
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スケールだとレンガには大きいですが歩道の敷石なら程よい大きさです。プラ板で高さを増し、街コレの歩道サイズに合わせてカットして店舗に接着します。

 

路面を塗装し、店舗前に看板を接着しました。


とりあえず仮置きで他の商店等と並べてみました。1階の屋根瓦上にも看板を・・・と考えましたが喫茶店には似合わないのでやめました。


余った喫茶店の残り部品で、平屋を作りました。
ハーフティンバーを模した壁が、こうなるとプレハブ小屋の怪しい店舗にしか見えません・・・とりあえず見た目の怪しさ(正面窓がない、ドア小さい)からスナックの看板を張りました。

 

人形を・・・と探してみると、以前JAM辺りで買ったジャンクの人形が見つかりました。彩色等で不良になったやつが100体分ほど入っているものです。


その中から座っているものを手直しして座席に座らせました。

適当な立ち人形を黒ズボン・白シャツにして黒のエプロンを書き・・・マスターの完成です。カウンターの女性と話している風に配置しました。


屋根を被せてもうっすらと人が見えると楽しいですね。


2015/07/1521掲載