日々ストラクチャー修正

 

走行ベースの街並みのユニット化に伴い、街並みの商店なども11件チェックし、修正しています。
当初大型施設等の反り・歪みが凄かったため順次矯正してきましたが、いよいよ細々とした店舗や住宅も歪んできたので直しています。

「街並みコレクション」「昭和情景博物館」「ALWAYS情景」・・・色々購入してきましたこれらの商品は夏の熱気と経年変化で歪んだもの、そもそも歪んでいるもの、塗装がおかしいものなど個々に修正が必要になりました。


昭和情景博物館をサンプルに、修正風景を載せます。


基本的にそれぞれのパーツを補強リブ等を削って板状にした後、手でウニウニ曲げて水平にします。

 

街並みコレクションの窓については一旦外して、終わったら張りなおしたり代替のプラ板を張ったりしています。昭和情景博物館は補強リブがものすごく、板も厚いため相当苦労しています。

 

修正の終わったパーツはマスキングテープや輪ゴムで押さえ、瞬間接着剤で固定していきます。当たりの悪いものはヤスリ等で接合面を面一にします。

ベースは街並みコレクションの商店のベースに合わせ、23mmの高さに合わせます。
昭和情景博物館はベースも独特の構造なので大変です。ベース裏のリブを切り落として建物をはめる枠も切り落とし、プラ板でふさいでベース高を合わせるように削ります。


最初から新しいベースを用意した方がずっと楽なのですが、実相寺監督監修の素晴らしい出来に敬意を表して、オリジナルを残すようにしています。

歩道部分の足りないものについてはプラ板や津川洋行のレンガペーパー(大)を切ってプラ板で嵩上げし、店舗等に接着しています。

未加工のものと並べてみましたが・・・よく分からないですね。

 

でもかっちりと固定され、水洗いでザブザブ洗える様になっています。

それでも店舗の種類にも限度があるので・・・幾つかはカンバン等を架け替えて別の店舗にしたり、町工場の家屋部分を流用し商店として再生したりしています。

 

 

2015/07/1314掲載