静岡鉄道・デワ1の小加工

 

キャラメルナイン晩期の商品を中古で購入しました。
雰囲気重視のデフォルメされた「タイプ」ながら、特徴を掴んでおり走らせて楽しい存在です。


ただ運転台付近がちょっと寂しい・・・
簡単ながらちょっとディティールを追加しようと実車を調べてみると、運転台があるみたいですね。
オープンデッキなのでそれっぽく作ろうと思います。

ガサゴソと部品を見てみたら、先日使ったダイソーのプチ電車の運転士人形の中で立ち姿があり、仮置きしてみると良さそうです。ついでに人形に繋がっているランナーが楕円形で、簡易運転台に使えそうです。

 

運転台は楕円ランナーを基礎に、ホチキス針を曲げてハンドルっぽくし接着します。運転士の手に合うように高さを調整しました。(実際はハンドル位置が違いますが、運転士のポーズに合わせてます)


塗装は運転台が薄いグリーン、上部とハンドルは金色、ハンドル取っ手付近は黒で塗装しました。運転手は今回台座のカットのみで、そのまま使用しています。

 

車体は墨入れ塗料で墨入れしてティッシュで拭い、ライトブラウンでドライブラシを掛けました。台車付近はブラウンで軽く汚しています。

 

ハンドブレーキを・・・とアドバイスを頂き、実車にはないものの取り付けてみる事にしました。

とはいえ、週末は多忙で模型店に寄る時間がないのでジャンク品から・・・
最初思いついたのはミニカーのハンドルですが、なかなかいい形のものが見つからず、自作しようと針金を曲げる治具に文房具を漁っていたところ、シャープペンシルのノック部分(消しゴムの蓋)の形が綺麗な三叉で良さげ・・・


さっそく加工します。
軸部分を1mm位残し丁寧にカット、残りはヤスリで少しずつ薄くし整形、ジャンク部品でノブを付けて完成です。

軸は0.5mmの針金をL字に加工し実物合わせで切断、ハンドル中心にφ0.5の穴を開けて通し、筆塗りで黒に塗りました。

 

また、写真には消火器があり、非常に目立ちましたのでこれも再現します。赤いリード線を輪切りにしたものにプラ材でハンドル部を作り、極細の線材を曲げてホースっぽい形にして接着し、塗装して完成です。
同じく運転台後ろにはジャンク部品で何かの配電ボックスのようなものを作りました。


乾燥してからブレーキハンドルは車体側・運転台右手に取り付け、運転士背面は右側に消火器は、左側は配電ボックスを取り付けました。

 

 

 

さっそく試運転です。
運転手がいるとやっぱり雰囲気が良くなりますね。キツめのドライブラシでクタッと感が出てオモチャっぽいのもなくなりました。


ホントは反対側も運転台があるんでしょうけど、方向限定なので、まぁいいかな・・・
ダイソー人形、重宝しています。もう少しストックしておこうと思います。

 

 

2013/10/0818掲載