JOKE_TRACKによるミニパイクの製作(1)

 

呉尾律波さんプロデュースしているミニサイズ線路ですが、今回販売店さんから購入しました。

購入先はこちら
「紙鉄問屋」
http://www.kamitetsu.com/

購入したのはスタンダードな80mm×108mmと非常にコンパクトな小判型エンドレスです。(ちなみに、もっと小さいサイズもあります)
手元にあった20m級気動車が大きく感じます。小型のニシザワのパワーパックよりも小さいです。

このように素晴らしいカーブを仕上げる手間を考えると、とてもリーズナブルです。実際コスト度外視で提供されている・・・みたいです。


さっそく、誕生日祝いに奥様から買って貰った津川洋行の酒井5t機やバックマンのCタイプディーゼル(二軸フランジ改造)、ポケットライン、キャラメルナインなど、意外に走れる車両は多いです。

こんな面白いモノを手に入れたので、これを使ってミニパイクを作りたいと思います。
小さいので、短期間に、かつ価格を抑えて作ります。


そんな訳100材料を仕入れます。
基本ベースとなる写真フレーム、

地形作りに発泡スチロールという事でミニクーラーボックス、

地形仕上げに石粉粘土です。


フォトフレームは木枠を台座にします。試しにレールを乗せてみましたがピッタリサイズです。

この台座の上に発泡スチロールで地形を形作っていきます。一部は背景として残すので、スチロール箱のL字を生かして切り落とします。強度に不安があるので、楊枝を3本ほど通し補強してあります。

手前右側はVの字にカッターで削り、谷間を作ります。

大まかに作った後にレールを置き、イメージを確認します。


奥のスチロールはなだらかな勾配状に整えます。
レールの配置場所が決まったらペンでレール周囲をライン取りし、一旦外します。
発泡スチロール素地では食い付きが悪いので、ボンド水溶液に浸したティッシュを使います。強度も欲しかったので手元にあった赤ちゃん用のお尻拭きを使いました。もちろん、未使用のものです。

貼り付けましたらやや濃い目のボンド溶液を垂らして浸透させ、固着したら余分な場所をカットします。


手前右側の谷に橋を掛けます。
木曾のティンバーとかの文献を見つつも、超急カーブ線路なのでそのものを作るのは無理です。あくまで雰囲気重視で行きます。

爪楊枝を使い、やぐら状に組み合わせて接着します。接着は100均の刷毛状の瞬間接着剤です。

おおよその形が出来ましたらベースとすり合わせます。何とかカーブに合わせて作る事が出来ました。
なお、木橋下部は下地の仕上げと並行して行うのでまだ作りません。

 

2012/02/0927掲載