KATO・20系客車(新)

 

残念ながら乗ったのが小さい時で記憶にないのですが、模型でお馴染みだったこともあり、ブルートレインではいちばん好きな形式です。

カトーの旧製品は父親が持っていて、父は何とか改造して麦球を仕込みテールライト・テールマーク点灯化をしていました。
子供の頃の雑誌では20系客車の改造記事は非常に多く、ナハネフとナハフの末端交換、カニの短縮化でマニへ、はたまたパンタ装備でカニ22へ・・・と非常に工作心をくすぐるものばかりでした。(カニ22以外は模倣して製作しました)

自らの収入で買えるようになり、中古で更に安く出回るようになったこともあり幾編成も集めました。
その後、リニューアルされた製品が発売される訳ですが、技術の進歩は思いのほか向上しており・・・価格は大幅に上昇しましたがとても素晴らしく、決定版とも言うべき仕上がり。

これには室内燈をセットしました。現在はLED式のものが出ているのですが・・・全部対応すると結構な出費になるので、当分はこのまま(電球式)です。
その後に出たカニ22さくらの編成、初期のマニ20初期あさかぜの編成セットも購入、バラエティ豊かな編成になりました。

そして今回・・・待ちに待ったプラ量産品でのマヤ20があるさくら編成です。
さすがにフルセット買う余裕もなく既存車両との併用・・・と言う事で、ASSY品で新規のカニ22パンタ無・ナハネフ21と共に模型屋に注文していたものを引き取ってきました。
(ついでながらオロハネ10も購入)

 

 

マヤ20

 

カニ22パンタ撤去後

 

 

さっそく既存編成につなげてみました。
驚きなのがLED灯です。白色で鮮やかな行灯は素晴らしく、唸ってしまいます。
今までの車両達も順次交換していきたいですね。また室内灯も全部を仕掛かるのは相当先になりますが、内部もしっかり作られているだけにぜひ行いたいです。

編成の中でも特徴的な電源車を並べてみました。


初期のショーティーなマニ20、荷物室延長のカニ21、パンタ付のカニ22、パンタ撤去のカニ22、旧客改造の簡易電源車マヤ20と壮観ですね。あとは10番台が出るかな・・・?

次に個人的に好きなマヤ20達です。

 

イエロートレインのコンバージョンキットから作ったマヤ200番台、10番台)、先日作った供奉電源車改造のマヤ20(タイプ)と。
イエロートレインのは初期の工作なので線も太くアラが目立ちますね・・・
あとワールド工芸の未組み立て品があるのですが・・・プラ製品も出たし、そのままお蔵入りになりそうです・・・

最後に小技ながら嬉しい、貫通ドアの銀差しです。以前のナハネフ23と並べてみましたが、筆塗りで銀色は難しいので有難いです。


牽引しているのはEF58(特急色・後期一般色)EF60DF50C59C11など。ただ実在の有無に拘らず、どの機関車もぴったりと合います。

もちろん、旧タイプの20系客車のほうも大切に使っています。昔のNゲージBOOKに載っていた「急行銀河」の工作事例などを見ると、仕上がり次第では現在のものに引けをとらないものになるので、いつかは挑戦してみたいです。

 

2013/05/07掲載