走行ベースの撤去、そして再構築

 

年末年始休みの為、久しぶりになります。本年も駄文稚工作となりますが宜しくお願いします。

2012
年秋から使用していた走行ベースの下地であるベッドですが、リフォームに伴い再利用する事が決まりまして、レール等の撤去が決定しました。
年末は撤去およびベッドの再構築、要らない家具の廃棄等に費やされました。

(写真は一昨年秋から1年余りの間の進捗です。)

↓↓↓

↓↓↓


ただし、敷地自体はそのまま使用して構わないとのことで、綺麗になった部屋の寸法を元に再構築を検討します。基本的に復活後も同様なものになります。

基本は現在と同じ

1)解体が容易なように複線プレートを置き

2)ストラクチャー等も固定せずに置き

3)子供が壊しても大丈夫なように安全な物を配置・・・という感じです。

問題は台座です。新規で拵えなければなりません。色々検討しましたが、定番中の定番、簡単で強度もあり拡張性もある矢崎イレクターを組む事にしました。


イレクターは前回のサイズと同様に考え、巾1800奥行き900のオーソドックスな形状にします。高さは600mmと、椅子に座って見られるくらいに高くしました。

1800mm
巾のパイプがない事(運搬も大変)、強度の面から中心にもう1本入れて上から見ると漢字の「日」の字型にし、足は6本とすることにしました。
ジョイントはコーナーの4箇所に三方継手を、中央2箇所には四方継手を使います。いずれも安い樹脂のものです。


部材を組み立てます。
ただ、そのまま組むとユルユルです。

メーカーからは専用の流し込み型接着剤を使用するように指示されていますが、そうなると解体はおろか、修正も困難になります。

そこで、パイプ側の端部に両面テープを巻き、圧入していきます。

 

まず天面の「日」の字を作り、最後に6本の足を押し込みます。


分解する時は人力で、またはパイプレンチでひねるように外せばOKです。(部屋の整理と並行して行っている為、周りがゴチャゴチャしているのはご容赦下さい)

 

この上にスタイロフォームを乗せればOKですが、みず色の素地のままでは流石に興醒めです。

前回使用したクラフトペーパー(90cm×10m)が余っていますので、これを貼り付けます。


汚れたり埃が溜まったりした場合は簡単に交換できるよう、クルリと裏側に回して両面テープで貼り付けました。

 

 

線路を敷いていきます。簡単に埃を払っただけで、配置もほぼ同様です。
以前購入して使っていないノッホのミニトンネルが在りましたので、複線プレート巾にカットしてコーナーの一角に配置しました。ペットボトルのような素材なので、はさみで簡単に切り取れます。


無理に切ったものなのでトンネルポータル的なものは作らず、あくまで風景の一部という位置づけです。

 

以前製作したセンターポール式の架線柱ですが、撤去の際に壊れてしまいました。
強度のことも考え、複線架線柱の片側を短くし、ホーム側に設置する事にしました。

ホーム側ですが高架線用の台座を加工します。
高架接続部分と架線柱取付基部の間をレザーソーで切り、ヤスリで整形後両面テープでホームに貼り付けます。


架線柱は一本を片側を現物合わせでカット、これをゲージにして残りも同様にカットします。

 

最後に架線柱を取り付け、完成です。


これで3代目の架線柱です。
人形たちにとっては邪魔っ気な構造物になってしまいましたが、仕方ないですね・・・

 

最後にストラクチャーを配置し、以前同様の走行ベースとなりました。

 

前回のものはベッド解体品からの流用でしたので凸凹があり、位置も低かったので運用がしづらい面があったため、独立した形での空間ができ満足です。
ベース下は屋根裏にあった車両や部品等を置くことが出来ます。また移動できるように、キャスターも付ける事が出来る仕様になっています。

開通記念つながりで、北三陸鉄道の御座敷気動車、そして全般テストでカトーの80系と鉄コレの624連、あと客車4両を引いた機関車で走行、特に問題なく以前どおりに直りました。


今後は市街の構築に力を入れていこうと思います。
ジオタウンのようにスチレンボードで台座を作りブロック構成で・・・っていうのが今の所の構想です。いずれにしても簡単に清掃・分解ができる状態が理想です。

あとは空いているスペースに作業机があれば作業も捗るんですが、もう少し部屋の整理が終わってからですかね・・・

 

2014/01/1424掲載