Bトレ・ジャンクでローカル風車両をつく

 

先日中古ジャンク品でBトレ長野電鉄2000系の半端車体(105円)があったので2つ(マルーンとりんご色)買ってみました。(写真は元の箱)


中身は・・・中間車ボディと先頭車前面×2、屋根2種類×3両分と半端部品ですが、組み合わせれば1両づつ作れそうです。

今回は同時進行で2両製作します。

 

先頭車前面の加工です。
この前面は運転席扉に合わせるような曲面から屋根に繋がる独特の形状ですが、中間車に合わせるためにフラットにします。

ダボや張出しの屋根などを大まかにニッパーで折り取ってから金属ヤスリ・最後にサンドペーパーで仕上げます。

素材の塗装を痛めないよう、とにかくコンマ単位まで精度高く仕上げることが大切です。

 

中間車側は普通に組み立てていきます。

 

一部の部品不足(両側窓パーツを保持する軟質樹脂系のパーツ)がありましたが、ランナー余りを加工して代わりとしてあります。


なお、先頭車前面と合わせる部分は接着力を高めるため、塗膜を剥がしてあります。


接合面をとにかく綺麗に・・・
十分に擦り合わせを確認した後、接着剤で固定します。


はみ出しを防ぐために最初に少量を着けて合わせ、のちに流し込みタイプで固着します。

 

動力はKATOBトレ用動力ユニット、今回は急行電車用を使用しています。

・・・まぁ、家にあった在庫と不動ユニットを組み合わせてニコイチにしたものなのですが。



以前買った銀河モデルの気動車床下(風)があったので、そのまま使用しました。


動力を組み合わせ、完成です。


マルーンはフラットな屋根裏、りんご色は冷房機器があるものを使用し、若干の変化をもたせました。

静岡鉄道の軽便のような、北海道の簡易軌道のような、また独自製造のレールバスのような・・・


丸っこい顔と湘南電車風の正面2枚窓が昔地方のどこかで実在していたように思わせます。


カプラーの接続が奥まっていますが、貨車の牽引は可能です。

ダミーカプラーを設置して単行扱いも良いですね。

今後は・・・補重及び動力内部・床下機器の塗装をしたいと思います。ポケットサイズの可愛いローカル車両、お気に入りがまた増えました♪

またジャンク部品を探して作りたいですね。


2012/08/2731掲載