木曾ボールドウィン(HOナロー)購入

 

鉄道模型というのは突き詰めて行くとどうなっていくのでしょう。


とある人はコテで機用に金属片を組み立てていき、とある人はコンマ数ミリのバイスで髪の毛ほどの線材を手繰り配管加工を行い、とある人は厚紙から器用に窓を抜きフリーの車両を拵える。
フル編成に拘る人も居ますし、とある会社線のコンプリートを目指す人も居ます。LEDDCC等の電装系の向上もありますね。

そんな枝葉末節のひとつが軽便ナローなんだと思います。9mmゲージでありながら世界はひと回り(ふた周りかな?)も大きく、ストラクチャーもそれに伴い大型化します。
とはいえ小さな運材車を引き連れて山間を走っていく姿、鉱山で砂埃にまみれて直向きに働く姿はとても魅力的なんですよね。

誕生日に奥様に津川の酒井5tと運材車を買ってもらい、チマチマ改造に仕掛かっている所ですが・・・

中古店で見つけちゃいました。木曾ボールドウィン。昔の乗工社の製品です。恐らく保存されている1号機かな?

 

全金属製でズッシリとしています。手すりや配管もとても細かいのですが、中古にしては安い・・・
おそるおそる店員に尋ねるとジャンク品とのことですが接触不良、モーターは大丈夫とのことで意を決して購入、接点磨きをしたら無事動き出しました。

 

古いモデルですし大きいですがディティールは細密、スロー走行も出来てとてもお買い得品でした。
とりあえず大きさの似ている2軸貨車を並べてみました。(笑)

それにしても週間SL・・・の影響か、最近まったくトーマスシリーズが売り場から消えてしまいました。アルモデルの改造キットを作ろうか・・・と思っていた矢先だけに残念です。

運材車や客車など、少しづつ増やしていき、軽便の世界も楽しんで行こうと思います。

2012/03/19掲載