KATO・キハ52の異音の修理

 

先日購入したトミックスのキハ52との比較用に取り出したカトーのキハ52ですが、久しぶりに走らせてみるとキーキー、キュルキュルと摺動音が響きます。(特にカーブ時に大きくなるように感じます)

注油を・・・と思いましたがオイルが無く、ユニクリーンオイルを購入し、分解調整を行いました。

車体から動力を外し、捻るようにして動力台車を取り外します。取り外した動力台車の集電板横に動力台車を上下に分割するピンがありますので小さなマイナスドライバーで抉り、上下逆さまにひっくり返し、バラバラにならないように注意しながら外します。(ギヤの両側にあるφ2mm位の部品が落ちやすいので注意)

この際、ギヤに若干のプラ粉体の塊が付いていたので除去しました。

写真の動力台車中央にある真鍮製のギヤが注油場所になります。ユニクリーンから爪楊枝等で1滴(よりも少なめ)、ギヤに滴下します。

この作業を台車2個分行い、注油後は逆の手順で再び組みなおし、完成です。

走行ベースで試走させたところ、摺動音は無くなり静かになりました。旧型動力の音に慣れているので静か過ぎるように感じてしまいます。(笑)


動力が好調になったので、TOMIXのキハ52と協調運転を行ってみましたが、TOMIXの方が早めに動いてしまい協調は出来ませんでした。

他にキハ47や私鉄電車なども同様の症状が見られるので同様の作業を行っていきたいと思います。
それにしても・・・細かいけれども清掃や注油で簡単に直ってしまう(こともある)、意外にタフですよね、鉄道模型って。


2013/04/16掲載