キハ20系・横須賀色。

 

 

 

小学校の頃、クリスマスとお年玉とを合わせてやっと買えるフルスケールの車両といえば、KATOのエントリークラスの電車・気動車でした。
特に単行や数両で走れるキハ20系は入門用として多くの人に愛されたと思います。


当時持っていたのは一般色のキハユニ26とキハ25。どうして両運転台を買わなかったのかは今でも謎です。
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ちなみにこれらの車両は今も現役です。キハユニ→キハ20と動力は移動しましたが)

同級生が入門したてで、薦めたのもキハ20系。その仲でも彼は珍しい「横須賀色」を購入しました。

当時の最寄駅を走る総武快速は横須賀色の113系だったから分かる選択ですね。

大人になり、復帰した時に未だにキハ20系がリーズナブル路線を続けていて嬉しかったですが、横須賀色は消えていました。後になって知ったのですが、実際に横須賀色というのは無かった、という事らしく・・・
今でも横須賀色のキハというとその頃の友人を思い出します。

そんな事を振り返りつつ、中古店で安く買っていた旧動力のキハのうち各1両づつを当時の色に塗り替えてみました。

 

ついでにバラ買いのマイクロ・キハ22も同様に変更しました。


色合いは実際と違うかも知れないけど、コレはコレでカッコいいと思います。

こういう気軽な楽しみを忘れさせないカトーのエントリーモデル。今は各社とも高額で緻密細密路線が主流ですが、こういうモデルも変わらずに作り続けて欲しいものです。


2008/11/24 掲載