ホーム延長化工事

 

トミックスの井中駅と対向式ホームをリニューアルして半年弱になります。
周囲のジオコレにも馴染み、写真撮影の背景として非常に重宝していますが・・・


現在ホーム停車が4両編成まで。以前の走行ベースでは反対側に6両編成までの島式ホームがあったのですが、現在はスペースの都合上置けません。

この規模ですから現在走行させている車両は地方型の小編成か、非電化ディーゼルがメインとなってます。

その結果、今まで購入した大半の機関車、そして客車(編成もの)の走行機会が殆どなく、かといって走らせると編成の一部分ははみ出してしまう事になります。

そこで、ホームを延長して6両まで停車出来るよう、延長化工事に着手します。


旧来から売られている井中駅及び対向式ホームですが、1ブロックあたり20m級車両が1両停められるだけの長さです。
既存のものは駅舎(1両分)+対向式ホーム延長部3本(3両分)なので4両分ですが、ジャンク箱を漁ったところもう2本、対向式ホームの延長部が出てきました。これを足せば6両編成が停められます。

家にある編成は6両のものが多いので充分です。それ以上のものもありますが、少数派でありスペース的に難しいので割愛します。

 

ホームを延長すると、手前側に設置したダブルクロス線路と干渉します。
複線プレートシステムとして設置して随分経ちましたが、ダブルクロスでの脱線事故は少なく、手前側でなくても充分対応できると判断し、奥側の直線線路と交換します。これで6両分のホーム長が確保されました。
ホーム配置は既存の街配置のこともあり、中央に駅舎が来るようにしました。


 

継ぎ足し分のホームですが、そのままでは接続できないので小改造を行います。
既存ホームと同様、側面石垣の下、線路との距離を開けるためのスペーサー部分をカットします。カットはカッターでなぞり、パキッと折ってからサンドペーパーで仕上げるだけです。

これで不自然な段は無くなりますし、ホーム自体も2mm程度ローダウンします。

それと、対向ホーム延長部に付属していた白い柵と看板付の柵が在りませんので、取り付け穴をパテで埋めます。柵は別のものから流用しましょう。

下準備が終わったらグレインペイントの灰色を塗り重ねます。


柵ですが・・・元々のホーム端部に使用していた柵がジオコレ付属の高さが均一でないボロい柵でしたので、同じものを切り貼りします。こちらは末端側です。

駅舎に近い側は、複線プレート線路付属の柵から基礎部を除いて茶色に塗ったものを、柵に合わせてドリルで下穴を開けてから接着します。

「駅舎付近は柵の更新を行い、端側は今後順次更新予定」
・・・ということで。

盛り上がっているジオコレの柵基部にはグレインペイントで塗り固めホームとの境を目立たなくし、それぞれの柵上部には目立つように黄色をチョンチョンと差します。以前は取り付け前に手で持ってチョンチョンやっていたので苦労しましたが、今回は取り付け後なのでラクでした。

 

ホーム自体に若干ですが変化をつけるために、タミヤエナメルのスミ入れブラウンの更に上澄み部分を筆ですくい、部分部分に撫で付けます。灰色一色のホームが少し良くなったかな?


最後に人形を配置します。土木作業員やら通勤の学生やら礼服の夫婦やら・・・人形はいくらあっても足りないですね。街中への配置はいつになることやら・・・


完成後の全景です。

これで6両編成対応となり、我が家の大半の編成に対応することが出来ます。一部の7両編成は若干はみ出しますが、これ以上長くするとバランスを崩すので・・・やむを得ないでしょう。

 

2013/04/1924掲載