踏切設置工事

 

架線柱工事もひと段落し、今度は踏切工事に掛かります。
家にあるジャンクボックスを見ると、河合商会、グリーンマックス、そしてジオコレのものがありました。


ただユニトラックに合わせるにはグリーンマックスとジオコレは部品不足、河合商会のは遮断棒が短く、そのままポン着けという訳にはいかないようです。
色々熟慮した結果、出来の良い河合商会の踏切を使い、遮断棒を自作する事にしました。


 

遮断棒に使用するのはタミヤのφ1mmのプラ丸棒です。


これをタミヤエナメルで黄色に塗ります。


乾くまでの間にマスキングの準備です。
津川洋行製品ですとゼブラの幅は約6mm位のようです。ガラス板にマスキングテープを張り、6mm帯にカットし、さらに1cmくらいずつに細切れにします。


黄色いプラ棒に等間隔にマスキングテープを巻きつけていきます。


・・・この作業が単調で非常につまらない作業でして、どこかのメーカーさんがゼブラ棒を出してくれる事を強く切望いたします。

黄色い色に黄色いマスキングテープなので全く目立ちません。
案外黒いテープだったら、これだけで大丈夫な気がします。

マスキング後、黒のエナメル塗料でマスキングしていない部分を縫っていきます。
これだけの内容なので、筆塗りで充分です。



乾いたらマスキングテープを剥がし、遮断棒の完成です。


全部で30cm弱・・・キハ522両編成分くらい出来ました。


津川洋行の遮断機を分解し、もとの遮断棒をカットします。
新しい遮断棒は+1cm位にしました。

それぞれに03mmの穴を開け、真鍮棒で接続し、最後に接着剤を流し込み乾燥させます。


河合商会の遮断機ですが、複線プレート線路の側溝蓋モールドが干渉するので、遮断機側を現物合わせで削ります。
大まかにニッパーで切り、金属やすりで仕上げます。


カットした後に仮置きし、余分な遮断棒部分を調整します。
遮断機本体の接続は分解・取外しも考え両面テープです。


最後に遮断棒を指でクイクイ調整して水平になるようにし、完成です。


試運転で干渉がないのを確認しました。



今まで間延びしていた踏切線路ですが、しっかりと遮断機が下りてグッといい雰囲気になりました。

(これからは開かずの踏み切りになっちゃいますが・・・)


2013/02/2703/04掲載