岳南鉄道(旧東急)5000系の整備

 

人気がないのか、売れ残ったり中古で安く売ってたりするマイクロエース初期の製品ですが、程よい短さが使いやすく、結構お気に入りです。

 

2セット買い、原型窓と更新サッシ窓を組み換え、オリジナルの更新編成(私が所有)と原型窓編成(ガンタ氏に譲渡)なっています。その際に大量に漏れ出す油(グリスではなく『油』)を除去し、酸化した接点を磨いて好調・・・だったのですが。



久しぶりに取り出し、走行ベースに乗せてもウンともスンともいわない状態、また走行不調に・・・
分解し、調整を行いました。


車体から動力を外し、接点を見ると・・・またも酸化して黒くなってました。この会社の銅版は酸化し易いものなのでしょうか?

 

今回も耐水ペーパーで酸化皮膜を削り、再び組み直して走らせようと思ったのですが、まだ不動・・・軽く押さえると通電するようでモーターが動きます。

 

集電版の板バネが強いのかもしれませんが、この銅版はシート部品に溶着されていて外せません。試しにそばにあった乾電池をオモリ代わりに乗せてみたら安定した走行を見せました。

そこで、板鉛を切って重ねたものを乗せて補重し、マジックで黒く塗って組み直し再び走らせると好調です。ダブルクロス辺りでギクシャクしていたのも解消されたようです。


我が家の青ガエル、見事に復活しました。

 

愛嬌があって非常に楽しい編成なので、ガシガシ走らせてあげたいと思います。

 

 

2012/09/12掲載