マイクロエース・EF71(ETR色)の修理

 

以前紹介した10系客車の「趣味のカラー・イタリアETR風客車」の牽引機であるEF71ですが、動力は不調、ボディもあちこち壊れて欠損しており、牽引が叶わぬ状態が続いていました。


先日ジャンク品でED76500番台が売っており、どうも旧動力で寸法が同じなようなので、これを流用することにし、購入しました。

 

それぞれを並べてみるとほぼ同じ、分解すると屋根上のネジ止めの旧動力、流用は充分可能です。


それぞれの模型の(大まかな)違いはというと(1)中間台車(2)台車間の床下機器(3)屋上機器(4)パンタグラフ・・・のようです。

本当はオリジナル重視と言いたい所ですが、なんせゲテモノ色のフリー機体です。何でもアリ・・・ということで、足回りとパンタグラフはED76のを使う事にしました。

屋根板も碍子の色入れとかフラットブラックの締まった塗装とか良いんですが、ここはオリジナル重視でEF71のを選択しました。


組み換えは簡単かな・・・と思いましたが、もともとが寸法ギリギリの動力なのでなかなか入りません。方向や内部部品を調整し、何とか納めることが出来ました。

 

組み上がってみると、爬虫類のような極彩色を放つ機関車の完成です。


写真を伸ばして判ったのですが、ネジの締めすぎでスカートがちょっと傾いていましたので、その後スペーサー等入れて直しました。

走行ベースで試運転も、まぁ当時レベルの走行能力ながら快調です。
さっそく相棒である10系客車を牽引してみました。やはり同じ系統色なので映えますね。


あとは車体のヒビですが、これはタッチアップで直せないかな?補修と塗料の調合も必要なのでこれは後日に行います。

15
年越しのETR風編成、ようやく走行が叶いました。
たまに運転して楽しもうと思います。

 

2014/01/2802/04掲載