☆☆(二っ星)の思い出(カトー・583系寝台電車)

 

「☆は三段寝台、☆☆は電車寝台、☆☆☆は新型2段寝台・・・」

ブルトレ全盛だった子供の頃、覚えたものです。その中で縁が無かったのが☆☆の電車寝台でした。
実家は九州方面で、残念ながら東京からは乗ることが出来ず、かといって東北方面に用事は無く・・・

そんな中で父が出したウルトラC的な案が「大阪まで新幹線で移動して『彗星』で九州まで」という案でした。
普通なら新幹線で博多まで行って特急乗り継ぎでその日のうちに九州の実家に行くのが当たり前の選択です。それを「夜行列車の楽しみ」を子供に味あわせたくて、費用も手間も掛かるこのプランを採用したのでした。
(子供に、という名目で本人が乗りたかった、という説もありますが・・・)

次に乗ったのは大人になって・・・シュプール号でした。特にスキーの目的もなく山形まで行き、早朝の「山寺」立石寺に参拝しました。誰も居ない境内、踏まれていない雪路を上りお堂から眺めた風景はモノクロの画像のようで・・・今も鮮烈に残っています。


その後に「きたぐに」に乗って・・・大雨だかで車内缶詰だったのも印象的です。


以前購入した583系が出てきたのでリハビリ走行させてみました。グリ−ン車及び食堂車合わせての7両編成です。

 

中古で安く買い、豪華にも室内灯を奢ったものですが、すでに接触不良で室内灯が全滅に近い状態・・・11両分解し、接点磨きの後に接点復活材を薄く塗布、組み上げ前に線路で発光を確認後に再組立・・・全車両で1時間くらい掛かりました。


電球の昔のタイプですが・・・ほの暖かい明かりが良いですね。ただ、ヘッドサインが黄色っぽくなるのは・・・
前照灯は今風にLEDにするといいのかもしれませんね。現在版はそうなっているのかな・・・?


2011/02/08掲載