ジオコレ矯正の日々

 

工作・・・と言うと結構集中してしまうため時間が取れません。それなので最近は、片手間でできる作業を優先しています。

それは・・・ジオコレの矯正及び固着化です。
簡単で安いジオコレですが、なにぶん安物ですので歪みが酷く、ある程度直して組み立てても経年変化で更に壁が歪み、瓦屋根は反り返り・・・見るに堪えないものがあります。

思うに、歪みが大きいものは(1)完全箱型でない(2)組み立てが複雑(3)組み合わせの凹凸が少ない・非対称(4)大型建物・・・のいずれかであると思います。
(大丈夫なものは結構大丈夫なのですが・・・)
その中でも一番の難物はブラインドパッケージの駅舎でした。これに関してはお金を頂いても組み立てる気力が湧きません・・・

そこで、子供が触っても安全なように、また埃が被さってもザブザブ水洗い出来るように数棟づつ完全固着化することにしました。

厳密に正確にやるなら分解して接続部を切り取り、板単位で矯正していくのですが、強度も必要(投げられる可能性もあるわけですし・・・)なので、ある程度のズレは目をつぶります。

まずすべてを分解し、今までの埃を払います。そして基本の箱型のみを組み立ててベースにはめ、きつめに輪ゴムを掛けて締めます。(雰囲気でいうと木樽の周囲に鉄輪を掛ける感じです。)輪ゴムが無理な場所は薄い帯状にしたガムテープで押さえます。


そこにサラサラタイプの瞬間接着剤を流し込みます。ガシガシ使うのでダイソーの一番コストパフォーマンスのよい5gので十分です。乾きましたら輪ゴムを切り、ズレていて修正が必要なものは削ったりタッチアップしたりします。
同様に周辺構造物、屋根、周囲細々の順で固定、瞬間接着剤を流して乾燥させます。なお、ポール・煙突などの収納時に折れそうな張出物については固定していません。

現在は大型のものを中心に1棟当たり1時間弱掛かります。地味ですがしっかり組み合った建物は気持ちが良いものです。

ひと通り終わったらユニット毎の街区ベースを作って仮固定していきたいと考えています。

 

2013/06/03掲載