マイクロエース(LIFE-LIKE)・Cタンク貨物列車セット

 

引越荷物で関係のない場所から出てきました。
もう10数年前になりますか・・・ユザワヤの初売りセールで売っていたものです。


C
タンク機関車に有蓋貨車2両にカブース(車掌車)、小判型になるマイクロエースの黒い道床線路と、簡単な操作のパワーパック(トミックスの緑のツマミ式を更に簡略化したような)とのトータルセットで2千円でした。
(確かプラス千円で大型ディーゼルに貨車がもう少し付いたセットもあった気がします)

破格な値段に意気揚々、帰って早速組んでみたものの、これがクセモノでした。
マイクロエースの線路は他社と違いジョイナー接続ではない独特なもので、接続部に段差が出来てしまい跳ね上り脱線をしやすいというどうにもならない状態に辟易でした。

またパワーパックは昔のナインスケールの黄パワーパック並に非力でスピードが出ない上につまみもバリがあるのか硬く使いにくいという、まるで70年代に逆戻りしたのではないか?と思わせる代物でした。

結局線路は板打ちにして実家の試験線に、パワーパックは行方不明です。

マイクロエースのこの線路・・・その後単品での展開はなく伝説の「レイアウトボックス(笑)」に転用された後に消え、数年後にリモコン操作のモジュール型プレート線路として再度市場を騒がせ・・・ることなく消え(笑)、現在は車両専門メーカーに専念している・・・と思います。

そんな有井製作所にとっては触れて欲しくない過去の製品でしたが、ライフライク製(中国生産)の輸入車両群は意外と良いものでした。
これはバックマンと同様の昔からのものですが、昔のKSKタンクとは全然形が異なるものの、小型Cタンクが手に入るのですからナロー転用など、意外と人気がありました。
(とはいえ走行性能はKSKタンク並み)

他の輸入貨車群は甥にすべて譲ってしまった・・・と思っていましたが、Cタンクセットの車両と共に残ってました。


久しぶりに動かしてみると、ちょっとギクシャクしながらも周回しているうちに解消し、貨車の牽引も問題なく行えました。
接点用のオイルとか差せば更に良い動きになるかも知れません。


ポケットラインも復刻している事ですし、また再生産して欲しいですね。

2012/12/03掲載