関水金属・C62

 

長い間、同社の看板商品のひとつだったと言っても過言ではない、それぐらい長期間君臨し続けたロングセラーモデルです。

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以前購入したものはGE999ブライダルトレインの装飾をし、披露宴会場の一角で走っておりました。(気恥ずかしいのでその後封印)

たまたま中古屋で見掛けましたが、ケース無し欠品なし野口さん2おつりが来る価格。忍びないので引き取らせて頂きました。

現代ではオーバースケールで敬遠されることも多い積水金属時代からの機関車類ですが、イメージから上手く抽出・アレンジする点で、このC62は傑作だと思っています。(その後に出たマイクロエースのC62が貧弱に見えるのはやはりアレンジ力不足だったのでは?と思います。)

ズッシリと重い車体を線路に乗せます。子供の頃は上手く乗せることが出来なくて、その頃のリレーラーも精度がイマイチ(固定線路でしたしね)で乗せる前から苦労した思い出があります。

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ただ一旦走り出すと絶好調で、古いモーターですがとても安定していて、ロングラン運転を充分にこなします。(その堅牢性から披露宴の2時間半を走り切りました)

今回、このC62のお供となったのは・・・
当時のスハ44系客車よりスハニ35・スロ60・マシ35と、スハ43系よりスハ43×2・スハフ42のオール青色編成です。
当時スハ44系は青色もラインナップされておりましたが後尾の緩急車が皆無という片手落ちの内容でして、このようにスハ43系でフォローするしかありませんでした。
実際にこのような編成はあったかどうかは分かりませんが、青で統一されていて清清しく気に入っています。

久しぶりに走行させましたが、全客車に室内灯が取り付けられています。電力を食う旧C62に加え電球の室内灯ですので、パワーパックに余裕がないと厳しそうです。
昔の製品ですが、昔も今もワクワクさせてくれる存在です。

 

2013/08/02掲載