Cタイプディーゼルのスーパーミニカーブレール対応化工事

 

たぶん7080年代に鉄道模型を始めた方ならご存知の「トミーCタンク」ですが、製造元のバックマンでは現在も生産を続け、現行型はライトも点灯しています。先日購入した模型店限定のグリーンスイッチャーも同機の色替えです。

数年前に輸入品(バーリントン色)を購入し、レイアウト上で快調に動いてお気に入りの一つですが、3軸のCタイプはスーパーミニカーブレールを走行させることができません。この機関車こそ、このスーパーミニカーブレールにもっともに合う機関車だと思っておりますが・・・
そこで、更なる楽しみ、ミニカーブレール対応のために、以前改造を行いました。

カーブ走行解消のために真ん中のフランジを削ります。


フランジの切削は車体を分解し、プラのギヤから左右の車輪を外し、ミニ万力(100円ショップのもの)で挟んで棒やすりでフランジを落とします。段差がなくなったら紙やすりで研磨して仕上げます。


左右できたら元通りに組みなおします。
(写真は仮組み中です。削り粉が残ってました



カプラーをBトレインの首振りアーノルドに変更します。

 

スーパーミニカーブレールではカプラーの振りがないため、後続の貨車を巻き込んで脱線してしまいます。ここは簡単かつ確実な首振り式のカプラーに置き換えます。


カプラーは以前に購入したBトレインのアーノルドの余りを使っています。元のカプラーを台座ごと外し、カプラーポケットを現物あわせで整形、ゴム系接着剤で接着します。


カプラーの高さを調整し、完成です。


本改造によって、スーパーミニカーブレールを快調に走行します。

 

デスクトップ上ミニレイアウト、もちろん通常レイアウトでも大活躍、お気に入りの1台となりました。



2010/08/11掲載